兼房(株)【5984】株式購入、長期保有を決めた その理由

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兼房株式会社【5984】株式を購入

兼房株式会社の株を購入しました。

兼房?どんな会社?

当然そう思われますよね。
超大手企業ではないため、全国区レベルの企業ではありませんから無理もありません。

しかし、筆者は優良企業で将来さらに伸びる会社と信じてます。

何故、そう思うのかを書いていきたいと思います。

兼房株式会社とはどんな会社?

兼房とは
木材加工用の平刃、チップソーをはじめ、金属加工用のコールドソー、窯業系の難削材に適したダイヤモンドチップソーなど、1896年の創業以来、あらゆる加工に対応する工業用刃物、機械刃物を提供しています。
兼房公式ホームページより

難しい用語が並んでいますが、簡単にいうと金属を切ったりする刃物を作っています。

本社 〒480-0192  愛知県丹羽郡大口町中小口一丁目1番地
設立 1948年11月25日(昭和23年)
代表者 代表取締役 社長執行役員 渡邉 將人
資本金 21億4250万円(2019年3月31日現在)
事業内容 工業用機械刃物・工具・工作機械・機械部品の製造販売
売上高 164億円(連結売上高202億円)
従業員 727名(2019年3月31日現在)
上場取引所 東京証券取引所市場第二部(2006年3月上場)
名古屋証券取引所市場第二部(1995年4月上場)
決算期 3月31日

兼房公式ホームページより

本社は愛知県丹羽郡という所です。
行ったことがありますが、のどかでいい所ですよ。
(田舎ともいうが)

2019年現在東証二部にいます。
筆者としては一部に上がってほしいです(笑)

財務・業績サマリー

財務・業績サマリーは以下のようになっています。

年度 2014 2015 2016 2017 2018
売上高 百万円 18,525 18,294 18,418 19,544 20,207
営業利益 百万円 1,938 1,420 1,465 1,742 1,930
売上高営業利益率 % 10.5 7.8 8.0 8.9 9.6
経常利益 百万円 2,126 1,152 1,344 1,592 1,939
当期純利益 百万円 1,317 684 930 1,045 1,381
1株当たり当期純利益 94.76 49.25 66.92 75.23 99.35
総資産 百万円 26,554 27,067 26,329 27,790 28,571
純資産 百万円 21,477 21,701 22,065 22,996 23,542
自己資本比率 % 80.9 80.2 83.8 82.8 82.4
自己資本当期純利益率 % 6.4 3.2 4.3 4.6 5.9
年間配当金 28.50 15.00 20.00 22.50 29.50
配当性向 % 41.7 30.1 29.9 29.9 29.7

業績は一旦下がって徐々に上昇してますね。

株価は下図のように推移してます。

こちらも、いったん下がって上昇してますね。
業績や財務と相関性がありますね。

この記事は2019年7月に書いているのですが、そろそろ不景気になりそうですね。
このままだと不景気になると、2016年と同じような株価になりそうな雰囲気ですね。

筆者が生きてる間には、必ず不景気を経験するので、そこで狼狽売りしないようにしたいです。

因みに筆者は831円でエントリーしました。

不景気でも、831円を下回らないくらい成長して欲しいですね。

何故筆者が今後成長すると思ったか

筆者が今後成長すると思った事柄を書いていきます。

2018年にタイリング加工技術の発表

2018年にタイリング加工を用いて、材料表面にテクスチャを施す技術の発表がありました。

筆者も大学院生時代、表面テクスチャリングと潤滑について研究していたので、この技術は凄い技術だと思っています。

この技術を簡単に言うと材料表面に幾何学形状(三角形や円形)を施し、摩擦力を減らす技術です

身近な例だと、ハンドスピナーがより長い時間回り続けれるようにできるイメージです。

より実用的なのだと、車の燃費が良くなったり、機械のエネルギー効率が良くなる可能性を持った技術です。

近年、表面テクスチャリングの技術は注目を浴びていて、実際にテクスチャを施した商品を世に出てます。

その中でタイリング加工は凄く革新的な技術です。

その理由は円筒面にテクスチャを施す事ができるからです。

現在は加工法はレーザーで材料表面を溶かして加工する方法が主流となっています。

しかし、この方法だと円筒形状等、複雑な形状には、テクスチャを施すのが難しいのです。

それを解決できる技術がタイリング加工なのです。

自動車の部品は複雑な形状が多いですし、今後に期待です。

社会人博士(ドクター)を輩出している

人材育成(人財育成)は日本企業では重要な要素となっています。

兼房株式会社は社会人博士(ドクター)を輩出しています。

人材育成に力を入れてる点でも、今後に期待が持てます。

まとめ

まず、株に関して記事を書きましたが、投資は自己責任ですよ。
自分の意志で行ってください。
情報はあくまで参考程度に。

兼房株式会社は今後成長すると筆者は信じてます。

投機ではなく、投資をするという気持ちで見守っていきたいです。

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