電験三種ユーキャン講座は意味がない?実際に合格を目指す人に伝えたい真実
電気主任技術者(電験三種)は、国家資格の中でも難関の部類に入り、合格率は例年10~15%前後。そんな中、「独学は不安だから通信講座に頼りたい」と考える人は多い。その中で有名なのがユーキャンの電験三種講座だ。
だが、実際に受講した人からは「内容が薄い」「合格に直結しない」「意味がなかった」という声も多く上がっている。本記事では、なぜユーキャン講座が「意味がない」と感じられるのか、その理由を掘り下げる。
1. 難関資格に対して教材レベルがやさしすぎる、分かりずらい
ユーキャンは、基本的に「初学者向け」「わかりやすさ重視」の通信教育がウリである。しかし、電験三種は高校~大学レベルの電気工学知識を問う試験であり、問題の難易度はかなり高い。
ユーキャン講座のテキストは、イラストや図解は豊富だが、試験本番で求められる計算力や応用力が鍛えられない。そのため、
「わかった気になってしまうが、実際に過去問を解くと歯が立たない」
というギャップが起きやすい。
導出が多くて分かりずらい感じがします。

2. 過去問演習が決定的に足りない
電験三種で合格を勝ち取るには、過去問演習の繰り返しが不可欠だ。しかしユーキャンでは、過去問を徹底的に反復する設計になっていない。添削課題や確認テストはあるが、出題傾向や難易度をリアルに再現しているとは言いがたい。
また、講座だけで完結させようとすると、結局、市販の過去問題集を別に買って独学する羽目になる。
私は殆どユーキャンの教材を使ってません。

3. 合格に必要な情報が講座だけでは足りない
たとえば法規分野では、**「電気設備技術基準の解釈」や「実際の条文の理解」**が問われるが、ユーキャンの教材はそれをかみ砕いた内容にとどまっており、本試験の出題形式や文言に慣れる訓練ができない。
また、理論や電力の科目では、**数学的な背景(複素数、微分積分、ベクトルなど)**を曖昧にして進む部分もあり、講座を終えても「根本理解」に届いていないケースが多い。
4. 価格とリターンが釣り合っていない
ユーキャンの電験三種講座は約6~7万円と、通信教育としては中程度の価格帯だ。しかし、内容のわりにコストパフォーマンスが悪いと感じる受講者も多い。市販のテキスト+過去問+YouTubeやWeb講座であれば、1万円程度で済むのが実情である。
5. 本気で合格を目指すなら「別ルート」が必要
本気で電験三種を合格したいなら、次のような学習スタイルを検討した方がいい:
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市販の良書(TAC、オーム社など)を使った独学
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過去問10年分を解きながら出題傾向を体得
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YouTubeの無料解説講座(電験合格チャンネルなど)を活用
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計算力トレーニングを重視
まとめ:ユーキャン=高いお金を支払った楔にはなるが、「合格力」は自分で作るしかない
ユーキャンの講座が「意味がない」と言われる理由は、教材のやさしさ、分かりずらさ・演習不足・コスパの悪さにある。ただし、完全な初心者にとっては「何から始めていいかわからない」という不安を解消する入り口としては役立つ面もある。
だが、本気で電験三種に合格したいなら、ユーキャン講座に「依存」するだけでは足りない。むしろ、自分で過去問と向き合い、自学自習できる姿勢こそが、合格への最短ルートでだと思います。