Fortran基本プログラムを1行ずつ解説
で書いたように、Fortoranを使って研究してます。
他にも
を書きましたが
今回は
Fortran超基本プログラムを1行ずつ解説していきたいと思います。
Hello, worldと出力表示させるプログラム
サンプルプログラム
program test
!print ‘Hello, world.’
write(*,*)‘Hello, world.’
stop
end
Hello,worldと出力表示させるプログラムの解説
まず、
program testについて
この文はこのプログラムはtestという名前ですよを表しています。
別にtestという文字じゃなくても問題ないです。
次に
!print ‘Hello, world.’について
最初の1文字が!だと、その行は無視されます。
これを利用して注釈を書くことが出来ます。
上のプログラムだと‘Hello, world.’がプリントされますよ。という意味です。
次に
write(*,*)‘Hello, world.’について
WRITE文は表示する時に使います。
‘…’の中身が表示されます。
(*,*)はとりあえず機械的につけておけばいいです。
上のプログラムだと‘Hello, world.’が表示されます。
最後に
stop
endについて
これはプログラムの終わりに書くもので、プログラムの最後を表してます。
以上で解説を終わります。
変数を出力表示させるプログラム
サンプルプログラム
program test
!variable
real a,b
a=5.0
b=6.0
write (*,*) ‘a=’,a
write (*,*) ‘b=’,b
stop
end
変数を出力表示させるプログラムの解説
まず、
program testについて
この文はこのプログラムはtestという名前ですよを表しています。
別にtestという文字じゃなくても問題ないです。
次に
!variableについて
最初の1文字が!だと、その行は無視されます。
これを利用して注釈を書くことが出来ます。
上のプログラムだと!variable注釈ですよ。という意味です。
次に
real a,bについて
まず変数を使う時には、最初に変数の型を宣言しなければなりません。
今回はreal型で宣言してます。
簡単に説明するとreal型は実数型のことです。
real型の詳細はFortran 数値計算の基本に書いてあります。
上のプログラムだと、a,bを実数で宣言してます。
次にa=5.0について
これはaという変数に5.0という数字を入れるということです。
次にb=6.0について、これはbという変数に6.0という数字を入れるということです。
次に
write (*,*) ‘a=’,a について
WRITE文は表示する時に使います。
まず‘…’の中身が表示され、そのあとに変数値が表示されます。
(*,*)はとりあえず機械的につけておけばいいです。
上のプログラムだと、a=5.0と表示されます。
write (*,*) ‘b=’,b について
WRITE文は表示する時に使います。
まず‘…’の中身が表示され、そのあとに変数値が表示されます。
(*,*)はとりあえず機械的につけておけばいいです。
上のプログラムだと、b=6.0と表示されます。
最後に
stop
endについて
これはプログラムの終わりに書くものでプログラムの最後を表してます。
以上で解説を終わります。
まとめ
どうでしょうか
これで
‘Hello, world.’が表示できるようになり、変数表示もできるようになると思います。
終わり
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