有給休暇がないのに発熱(病気)
やっちまったー
有給休暇が付与される前に37.8℃の発熱。
筆者は2019年12月に転職したので、有給が付与されるのは6ヶ月後、2020年6月。
有給が付与されるまでは病気にならないように色々気を使っていましたが、残念ながら病気になってしまいました。
この記事を読んでいる人は有給が付与される前もしくは有給がない状況で発熱(病気)が発症し、仕事を休むべきか、無理して行くべきか悩んでいると思います。
結論から言うと、有給がなくても仕事は休むべきだと筆者は考えてます。
実際に仕事を休みました。
結論では、会社を休むべきと言っていますが、筆者は転職前の会社でも有給付与前に38℃の熱を出してしまいました。
その時は無理やり出社するという経験をしています。
その結果どんな事が起きたか。また有給がない状態で休むとどんなデメリットがあるか?などを書いていき、あなたの悩み解決の手助けになればと思います。
有給がない状態で会社を休むと給料が減る(欠勤控除)
有給がない状態で休むデメリットは1つしかありません。
それは給料が減るです。
多くの企業はノーワーク、ノーペイの原則に従ってます。
ノーワーク、ノーペイとは
労働者が欠勤や遅刻で仕事をしなかった日や時間については、会社にその分の賃金を支払う義務は発生しないという意味です。
この原則により、病気で会社を休んだ場合、その分だけ給料が減ります。
欠勤控除と言われるものです。
給料か減るのは悲しいですが、仕方がないことです。
欠勤控除で幾ら給料が減るの?
欠勤する事でどれくらい給料が減るのか不安だと思いますが、次の計算式で割り出すことができます。
または
賃金控除額=(基本給+諸手当)/月の所定労働時間×欠勤した時間
筆者の場合は1日欠勤すると大体1万円給料が減ります。
給料が減るのは嫌ですが、それでも、病気になったら、会社を休むべきです。
筆者が給料が減るのを嫌って、無理して出勤し、どのような結果になったか書いていきたいと思います。
無理して出社した結果:熱が下がらない
38℃の熱はあるけど、仕事終わってから速攻で寝ればすぐ良くなるだろう。と甘い考えを持って、無理に出社しました。
しかし、その考えとは裏腹に全然熱が下がりませんでした。
まず38℃が1週間続きました。更に37℃が1週間、平熱になるのに3週間掛かりました。
40時間×3週間 = 120時間もの時間、熱がある状態で仕事をしていました。
当然ながら、この時間のパフォーマンスは最悪でした。頭がボーとするし、寒気するし、何やっているんだろう?と思います。
たった1~2万円のために120時間辛い思いをするなんて、今思うとこっちのがデメリットですね。
無理して出社した結果:咳が止まらない
熱は3週間で平熱になりましたが、平熱に戻った後、咳が出始めました。
ただの咳ではなく、夜寝ている時も自分の咳で起きてしまうくらいの咳に悩まされました。
咳が続いた期間は約2カ月、その間寝不足になっていました。
たった1~2万円の為に2カ月間に寝不足に悩ませる、最悪の悪手です。
合計約3カ月=360時間の間、パフォーマンスが低下した状態で生活していました。
これでも、無理して出社する価値はあるとおもいますか?
筆者はないと思っています。
無理して出社した選択を後悔しています。
欠勤控除で生活が苦しいなら傷病手当金を申請してみよう
欠勤が続き、生活が苦しくなるなら傷病手当金を申請出来るか調べてみよう。
傷病手当金とは?
病気やケガの療養のため働けなくなったときに、本人やその家族の生活を守るために設けられている公的な制度のことです。
とても素晴らしい制度ですが、利用するためには条件があります。
- 療養を要する病気やケガが業務外の事由によること
- 病気やケガの療養で仕事に就けないこと
- 連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと
- 病気やケガで休んでいる間に給与の支払いがないこと
この4つが条件になります。これに当てはまるなら申請してみましょう。
ちなみに貰えるお金は給料の2/3位です。
まとめ
無理して出社したことで以下の事が起きました。
- 3週間熱が下がらなかった
- 2カ月間咳が止まらず、寝不足になる
- その間の生活パフォーマンスは最悪
1~2万円とこのデメリットは釣り合っていますか?
絶対に釣り合ってません、熱が出たら有給が無くても休みましょう。
終わり