確定申告申請書を書きました
筆者はサラリーマンながら確定申告をしなければなりませんでした。
その理由は会社を退職し、転職をしたのですが、転職先で年末調整が間に合わないと言われたため、自分で税申告をしないといけませんでした。
しかし、確定申告なんて初めてやるので、苦労しました。
また、確定申告をしなければならないときやこれから申請書を書くあなたの手助けになるように、筆者が申請書を手に入れるところから書き終えるまでの手順を書いていきたいと思います。
申請用紙の入手方法
申請用紙の入手方法は2種類あります。
税務署に貰いに行く、もしくは国税庁のホームページでデータをダウンロードするです。
国税庁のホームページ
サラリーマンの確定申告は申請書Aなので、その申請書Aのデータをダウンロードし、印刷してください。そうすると以下の申請書が出てきます。
この書類を書いて行くことで、確定申告を完了します。
書類1の書き方
まず下図の書類(書類1)の書き方を載せていきたいと思います。
まず住所や名前、マイナンバーはあなたの情報を記入してください。
収入金額等の欄
次に、収入金額等の欄の説明、サラリーマンで書くところは給与の部分だけだと思います。
ここは源泉徴収票の支払金額を記入します。これだけだと思います。
筆者は2002299円を記入してます。
所得金額の欄
次に所得金額の欄の説明、①は源泉徴収票の給与所得控除後の金額を記入します。
しかし、何故か筆者の源泉徴収票にはこの金額が掛かれていなかったので、下表を使い計算しました。
令和元年まで
給与等の収入金額 (給与所得の源泉徴収票の支払金額) |
給与所得控除額 | |
---|---|---|
1,800,000円以下 | 収入金額×40% 650,000円に満たない場合には650,000円 |
|
1,800,000円超 | 3,600,000円以下 | 収入金額×30%+180,000円 |
3,600,000円超 | 6,600,000円以下 | 収入金額×20%+540,000円 |
6,600,000円超 | 10,000,000円以下 | 収入金額×10%+1,200,000円 |
10,000,000円超 | 2,200,000円(上限) |
令和2年分以降
給与等の収入金額 (給与所得の源泉徴収票の支払金額) |
給与所得控除額 | |
---|---|---|
1,800,000円以下 | 収入金額×40%-100,000円 550,000円に満たない場合には、550,000円 |
|
1,800,000円超 | 3,600,000円以下 | 収入金額×30%+80,000円 |
3,600,000円超 | 6,600,000円以下 | 収入金額×20%+440,000円 |
6,600,000円超 | 8,500,000円以下 | 収入金額×10%+1,100,000円 |
8,500,000円超※ | 1,950,000円(上限) |
筆者は令和元年の1,800,000円超、3,600,000円以下なので収入金額×30%+180,000円が給与所得控除額になります。
そうすると、筆者は1221610円になりました。サラリーマンは大体この欄を記入すだけだと思います。そして合計の欄を記入してこの欄は終わりです。
所得から差し引かれる金額の欄
次に、所得から差し引かれる金額の欄の説明ここはあなたが支払ったお金のうち所得から差し引くことのできる金額を書く欄です。
詳しくはこちらの記事で
筆者は社会保険料控除(源泉徴収票記載)
地震保険料控除
基礎控除の金額が所得から差し引かれます。
納税者は誰でも、一律38万円を基礎控除として所得から控除することが出来るものです。
2020年分の所得税からは基礎控除額が48万円に増額され、所得金額が2,400万円を超えると、その金額に応じて控除額が減らされるように変わります。
表 2020年以後の基礎控除額
納税者の所得金額 | 基礎控除額 |
---|---|
2,400万円以下 | 48万円 |
2,400万円超2,450万円以下 | 32万円 |
2,450万円超2,500万円以下 | 16万円 |
2,500万円超 | 適用なし |
税金の計算の欄
次に税金の計算の欄の説明、㉑には⑤ー⑳の金額を書きます。
そして㉑に対する税額を㉒に記入します。
税額は下表を使い算出します。
課税所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円超〜330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円超〜695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円超〜900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円超〜1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円超〜 | 40% | 2,796,000円 |
筆者の場合は、195万円以下なので5%の税率となり、26900円となります。
筆者は、㉜、㉞、㉟、㊱を書いて行きます。
そして、源泉徴収票に書いてある徴収額を㊳に書き、納める税金か還付される税金のどちらかを書きます。
筆者は15250円の還付を受けますね。
後は、銀行口座情報を書いて終わりです。
人によって書く欄が変わってくるので臨機応変に記入しましょう。
書類2の書き方
次に、書類2の書き方の説明書類1で書いたことを詳細に書く書類です。
基本的には、源泉徴収票の通りの文言屋や控除の事を書けばいいです。
黒塗りしている場所は給料を貰っていた(いる)企業名を書きましょう。
(だから黒塗りにしてあります。)
書類1より簡単ですよ
書類3、4
書類3、4は紙に書いてある通りの事をして下さい。
特に説明が必要なことはありません。
その他に必要な書類
サラリーマン確定申告に必要な書類は申請書以外にもあります。
必要なもの
源泉徴収票、控除証明書が必要です。
2020年3月24日に無事還付されました
初めての確定申告できちんと申請出来ていたか不安でしたが無事還付されました。
15250円還付されました。
確定申告のやり方はあっていたみたいです。
まとめ
サラリーマン確定申告は申請書、源泉徴収票、控除証明書この3つがあれば大体OKです。
申請書を書くのに半日以上かかりました。
フリーランスはこの作業を毎年やるのかーと思うと尊敬します。
終わり