4カ月の現場研修終了
ようやく現場研修が終了しました。
マジで長かった。
筆者は院卒で製造業に就職しました。
日本の製造業の慣習で新卒で採用された者は全員まずは現場の仕事を体験します。
それが絶対嫌だという人は、メーカに就職してはいけませんよ(笑)
さて、筆者も例に漏れず、現場研修をしました。
研修期間は4ヶ月。
これが長いか短いかは企業によるのでわかりませんが、普通に辛かったです。
1カ月目は足が痛すぎて仕事が続けれるか不安になる
現場研修1カ月目は足の痛さとの戦いだった。
工場の現場研修は始業から終業まで立ちっぱなしです。
人生で約8時間立ち続けるという経験がなかったので、本当に辛かったです。
この痛さに慣れるまで、同じことを繰り返し行うライン作業の真の辛さはあまり感じませんでした。
因みにあまりにも足が痛すぎて、インソールを買ってしまいました。
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2カ月目はラインの作業の真の辛さを知る
現場研修2カ月目。
足の痛さはほぼなくなりました。
人間の適応能力ってすごいですね(笑)
しかし、足の痛さに意識が向かわなくなったため、ライン作業の真の辛さを感じ始めました。
ライン作業は同じ作業を永遠にします。
筆者のライン作業内容は30秒に1つ作られる製品の検品です。
これを8時間ずっと行います。
これマジでつらかったです。
何が辛いかというと、時間が経つのが遅い。
そして、慣れてくると余計なことを考えてしまいます。
筆者が考えてしまった事は1分で製品を2個検品、1時間だと120個、8時間だと960個、後、600個検品したら終わりだ等々。
これを考えてしまうと、時が止まったように感じます。
ザ・ワールドを食らう感じですね(笑)
これを食らったら最後、仕事が辛くなります。
3カ月目は違うライン作業をやる
現場研修も3カ月目、この時期になると流石に同じ場所のライン作業は慣れたものです。
1日で960個、1カ月で960×20=19200個、2カ月で38400個、同じ製品を検査し続けたら、この製品の仕事に対してのみ戦力になります。
筆者もこのまま現場研修終了まで同じ所で作業すると思った矢先
次はこのライン作業をやってくれといわれました。
その理由は、このライン作業をしていた人が辞めたからである。
お気づきかも知れないが、新人は誰もやりたがらない仕事をやらされます。
筆者がやれと言われた作業はまじで辛い作業の所でした。(だから頻繁に人が辞めていく)
しかも、やることが全然違うため、また初めから仕事を覚えなおさなければなりません。
正直この1カ月は本当に疲れました。
4か月目人員不足の所に派遣される
4か月目にもなると現場の人も、筆者の顔を覚えていてくれるようになりました。
しかし、その反面、現場の人は筆者が現場で採用されたと思っている人が出てきました。
前の段落で説明したように、新人は誰もやりたがらない仕事をやらされます。
そして現場で採用されていると思われている筆者、これが掛け合わさると辛い
毎日、違うライン作業をしました。
しかも人員不足の所で。
人員不足という点が良くない。
ライン作業は本来同じことをすればいいのに、職制が全然来ないため、ライン作業をしつつ、その合間に職制を探しに行くというよくわからない事をしていました。
ライン作業だけでも疲れるのに、本来やらなくてもよい事もやっていました。
そして、現場研修最終日、この日も新しいことを教えられました。
流石に、今日で現場研修終わりなのに、今新しいことを教えるのか?と思って作業していました。
まとめ
兎にも角にも、現場研修が終わりました。
感想は普通に辛かったです。
後、現場にいて思った事は派遣社員が多いですね。
半数以上は派遣社員さんでした。
筆者も派遣社員と思われてたのかな(笑)
最後に現場研修を乗り切る秘訣は
根性、気力
以上
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