高校留年しました
今となっては遠い昔の思い出になっていますが、筆者は高校を4年間通いました。
高校で留年するって中々珍しいと思います。
それ故、中々留年した情報が出てきません。
あくまで筆者の1例ですが、高校留年から卒業までの道を紹介していきます。
校風が合わず不登校になる
不登校の理由は人それぞれですが、筆者は校風があまりにも合わなかったため不登校となり留年しました。(高校1年のとき)
今となっては何故そんなことでと思いますが、当時はあまりにも中学から高校の校風ギャップが激しすぎて高校に行かなくなりました。(中途半端な進学校でした)
筆者がいた中学校は結果が出てれば特に何も言われず、比較的自由な校風でした。(日本の義務教育でこれはちょっと正常じゃないかも)
筆者は中学校でこれなら義務教育から外れる高校はもっと自由になると思ってしまいました。(これがギャップを生んだ原因)
結果としてはもうガチガチの管理をされました。
1週間の勉強時間予定を書き、どれくらい達成したか等、今までなかった勉強方法で戸惑いました。
勉強計画時間が短いと注意されるなど
誰のために勉強しているのかなと思ってしまいました。
そこで1回気持ちが切れてしまいました。
不登校時代やっていたこと
高校に行かなくなると暇になります。
暇なら遊べばいいじゃんと思うかもしれませんが、友達の大体は高校に行っているため、1人で時間をつぶす方法を考えなければなりませんでした。
丁度家に昔の長編アニメのDVDがあったので、ずっとそれを観ていました。(シティーハンターやドラゴンボール等)
この期間はほとんど家にいましたね(引きこもり状態)
不登校時代は基本引きこもっていました。
出席日数が足りないとの連絡
当然ですが、義務教育ではないので、高校に行かなければ留年します。
そして、筆者にも留年の連絡がきました。
理由は出席日数不足でした。
自分でどうするか考えろと親に言われる
留年が確定した後、親に今後どうするか考えろと言われました。
今後、この自分で考えたことが生きてきました。
当時の筆者が考えた選択肢は
そのまま通う
編入する
退学する
でした。
その中で筆者はそのままこの高校に通う選択しました。
そのままこの高校に通う選択をした理由
当時の筆者は以下の理由でそのまま通う選択をしました。
①1年間勉強をしていなかったので、学力がかなり下がっていると思い編入しても良くなるとは思えなかった。
②高校を辞めて、中卒になったとしても、中卒だと中々仕事に就けないのではないかと思った。
主にこの2点のことにより、そのままこの高校に通う選択しました。
高校に通いだしてからの出来事
復帰した際に筆者が行動したことは留年したことを隠さないことです。
高校留年した人で1番不安に思うことは他人の目だと思います。
1つ下の子となじめるかな等
結果から言うと普通ですよ。
留年したことを気にする人はあまりいないみたいですね。
要は自分の気持ち次第ですね。
自分で考えてこの道を選んだなら卒業まで行けるはずです。
勉強面の心配もあるかもしれませんが、筆者は復帰した最初のテストで最下位とりました。
それでも卒業出来たので大丈夫です。
それでもきついという人は自分のハードルを下げるというのも1つの手だと思います。
現に筆者は高校を卒業することのみに全力を出しました。(大学受験のことを考えなかった)
その結果かなり心が楽になりました。
最終手段としてありですよ。
自分で考えて何かを成し遂げたことによる自信がつく
筆者の場合はそのままこの高校に通う選択をし、卒業しましたが、他の選択をした場合でも最後まで成し遂げたなら、
自分は何とか物事を成し遂げれる人間だ
という自信が付くと思います。
普通という言葉を考えるようになる
普通に高校卒業して、普通に就職、もしくは普通に高校卒業して、普通に大学に進学等
普通ってなんだろうと考えるようになります。
高校留年は日本の普通から外れています。
日本は平均化を好むように教育されています。
高校留年は少数派の集団に属するため、残念ながら日本でいう普通ではありません。
しかし、
普通から外れるため逆に日本の普通とは違う考え方を持つことできると思います。
例えば、筆者は株などをやっています。
周りの人はギャンブルだから危ない、皆やってないからならない、とかネガティブな意見が多数ありました。
しかし、筆者は自分で考えたことなので、そのまま株を始めました。
高校留年がきっかけで行動力が付いた気がします。
大学入学から就職まで
筆者は大学→大学院→就職という道を歩んでます。
詳しくは下の関連記事にて
受験勉強しなかったが、何とか大学に入れました。
その後大学院に進みましたが、奨学金を借りていったのでこの道はあまりお勧めできないです。
まとめ
話が逸れましたが、高校留年しても就職は出来ます。
筆者も就職活動したときに高校留年のことを話しました。
それでも内定を貰えたので就職できます。
高校留年すると不安になると思います。
当然筆者も不安でした。
しかし、実際に復帰してみると、不安に成る程のことはありませんでした。
人生失敗や挫折は絶対あります。
たまたま、高校時代にそれがきたということです。
留年したことを糧にしましょう。
終わり